2016年、親友の父君が余命宣告6か月と言われてこの世を去られました。癌が怖いものだと認識した、、新聞で筆者のこちらの本の前の本【治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ】の紹介をされていたので、瞬時に本を手に入れて読みました。
脳腫瘍に罹患されて、なおも悪性リンパ腫にも罹患されたという筆者の壮絶な闘病記でした。こちらの本もとてもお勧めです。
もう8年も前の出版の本です。再発もしそうになく、これからは仕事ではなく家族を大事にしたいと書かれていました。
そして、今年に、スマホのスマートコラムに顔写真付きでこちらの本が紹介されていました。どこかで見たことのある顔だな、と思ったら、数年前に闘病記を出版された筆者でした。・・・とても驚きました。前回の本では2種類の癌の話でしたが、わずか数年の間に新たに3種類の癌に罹患されていて、、またしても生き延びておられた。。ほんとに凄いと思います。。
前の本で、相当に苦難をご経験されていて、ご本人も見えている高層ビルから飛び降りた方がいっそ楽で良いとまでの絶望をご経験されておられます。他人事ながら、私が脳腫瘍を宣告されたら、安楽死の方法を考えるだろうとまで思いました。
こちらの本でも、新たな癌を宣告されて、長期の入院、移植、闘病なさります。前の本と同様、苦痛の表現も出てきて読んでいて
痛ましい思いがします。。ホントにメンタルの強い方だと、ただただ感服だと思います。前の本とは、考え方がだいぶ変わられたなという感じもあります。4番目が大腸がんで5番目が肺がんですが、検査を頻繁にされておられたお陰でこちらは初期に発見してもらえて闘病は比較的楽だったようです。本の後半あたりからは、人生観やら人生哲学やら、何度も読み返さないと難しいなという内容になっています。高山氏の父姉妹、、近しい親族が癌でお亡くなりになっておられます。。高山氏のみ生き延びておられる訳です。。 病気の話なので明るい話ではないですが、とても考えさせられる良本だと思います。健康とか家族の絆のジャンルに属する本のような感じですが、自伝のニュアンスが強いと思うので、自伝のジャンルで投稿させて頂きましたm(__)m
さくら咲くさん 48歳 女性