
読書習慣のない人の前に『この本とっても面白いから読んでみて』と本を置いてもほぼ読む人はいないと思われます。特に、、自分も家族もそうなのですが、還暦にはまだ間があっても【老眼】は如何ともしがたいと思います(TT)
活字を読む事自体がストレスで~ああ~眼が疲れた~になると思います。。
『新約聖書』を勧めたい、、というのは、、
特にこの書物は難解で、、解釈が相当難しいと思いますが、、かつ膨大な情報量なので全部に目を通すのはそうそう簡単な事ではないとは思います。
でも、、人間が人間らしく生きる原点、これだけは読んでからあの世に行くべきじゃないかと思うからです。
アメリカで生活していた時の話ですが、数人が集まって『新約聖書』の討論会をやっておられました。
ブレーンストーミングのような会です。皆さん、お仕事や家庭をお持ちで前もって読んで研究している暇もなく、その限られた時間に代表者がピックアップして第何章の~と朗読して皆さんに聞かせるのです。その章の何節について、それぞれが意見を言い合うという会です。
良い点がいくつもあると思います。
活字を読まなくても耳から情報が得られます。
かつ自分も意見を言わないといけないので、集中して聞けます。『聖書』の解釈はひとそれぞれなので
間違った解釈というものはあまり考えられませんし
ああ、そんな解釈もあるんだ、、と新たなる発見もあります。
ハッキリ言って私にはこの読書会かつ討論会はめちゃくちゃ面白かったです。自分の意見もほおーと認めてもらえましたし、他者の意見も目から鱗という感じでした。
実際、日本では幼児に本を読み聞かせるという会は公立図書館でよくやっておられますが、一方的に聞かせるだけですので、それはそれで耳から情報を得られて興味を持ってもらえると思います。でも、やはり自分の意見も述べて~他者の意見も聞いて~というプロセスは良いきっかけになるのでは、と思います。
さくら咲くさん 49歳 女性