古い書籍です。高校時代に学校で購入して英語のリーダーの授業で読みました。予習で和訳をするのにとても面白くてけっこう一気読みして先に先に読みました。そう難解な英文ではなかったように思います。世界的なベストセラー入りした実績のある本ですし、新潮社から和訳の文庫本も出版されているので、どの自伝を読まれても内容は同じですので大丈夫だと思います。

今ではあまり地上波でチャップリン映画が上映されることがないようなので、若い人には「チャップリンって誰?」でしょうか?
でも、まだツタヤさんに行けばまだまだレンタル出来ますし、人気があると言えばあると思います。基本はギャグ映画で笑いがメインだと思いますが、泣けるものもあり、、こちらの自伝を読めば彼の抱える憂いも納得、、だと思います。映画のチャップリンはちょび髭、ダボダボズボン、コミカルな動き、、見るからにコメディアンですが、、本には素顔のチャップリンが何枚も掲載されており、何より一番に驚いたのは「超絶イケメン!!!」イギリス人でいらっしゃいますが、現代でもハリウッドに行けばレオ様ブラピ様レベルでモデルも出来そうなくらいの風貌。。チャップリンメイクなぞ、しない方がいいんじゃ、、と思いましたし、今でもそう思います(^^;

実父も実母も歌手で俳優で、チャップリンが芸人として成功できる素養はもとからあったんだ、とは思いますが、救貧院を転々としなければならなかったり、日銭を稼ぐのに苦労したり、、実母の精神病はホントに辛かっただろうと思います。。

稀有の才能を持った大成功者の直筆の自伝です。壮絶だなと思う部分も多々あります。総じてとても面白くて興味深いのでお勧めです。

さくら咲くさん 47歳 女性