江原啓之氏の最新刊です。江原氏の書籍は沢山読んでますが、重複する内容も幾つかあり最近はご無沙汰でした。江原氏自身も出版数を減らしている印象があります。しかしこの最新刊は、時世も相まって私にとって最も価値ある本の一つになりました。

何より、江原氏の指導霊「昌清霊」との交霊による霊界からのメッセージが、多くの気付きを与えてくれます。「昌清霊」との交霊による書籍は他に3部作もありますが、そちらは普遍的なテーマを扱った内容であり、哲学的過ぎるという点で少し物足りなさを感じていました。(改めて再読してみると印象が変わるかもしれませんが)

「危ない!」シリーズ最終章のこの本は、より現実的であり、現代的な側面が多く、心に刺さります。人生は学びであり、無駄は一つもない。全く何もしない人生でも、何もしないという経験、喜怒哀楽があり、無意味な人生など無いといいます。つまり、挫折も、喪失の悲しみも、絶望でさえ経験と感動であり、全ては光に向かっていると断言します。愚かな行為でさえ、人生は学びなのだから、霊界で大恥をかけばいいといいます。

みーちゃんさん 54歳 男性