著者は、2006年のベストセラー1位『国家の品格』で有名な数学者・エッセイスト。
しかし、数学者でありながら、
「数学を学んでも、論理的思考力は育たない、国語でこそ、論理的思考は培われる」と断言。
そのために、「読書が大切であり、読書とは国力、読書こそ国防、だから本屋を守れ」となる訳です。
著者の思想は、個人的には違和感があるのですが、この点に関しては激しく同意。
さすが、新田次郎、藤原ていという、両親とも作家の息子だけはあります。
なぜ数学者になったのかは、わかりませんが。

tomeさん