デュマの有名な作品。

大長編である。

ひとりの男の波乱万丈、数奇な運命の物語を壮大に描く。

裏切り、絶望、諦めないこと、愛と復讐、復活、成功と孤独・・・

そこから学ぶものももちろんあるが、
これは小説らしい大小説であり、物語らしい大物語。

フィクションとはかくあるべし、の代名詞ではなかろうか。

この作品を初めて読んだのは遥か昔であるが、
出逢えたことに感謝している。

月子さん 43歳 女性